平成30年9月8日～9日に新潟で開催された「日本眼光学会総会」に参加してきました。

学会場にて

今学会では、基礎テーマである「屈折」と、検査機器の「OCT」に焦点を当てた講演を聞くことができました。

特に白内障術後の屈折に関する講演では、希望する生活様式や術前の屈折によってマイクロ、ミニ、クラシカルモノビジョンを選択し立体視を損なうことなく明視域を広げる方法や、左右に異なる多焦点眼内レンズを挿入し、明視域を広げる方法（Mix and Match）など、患者さんの快適生活を提供するための眼内レンズ選択のヒントを多く得られたと思います。

新潟県村上市の鮭料理専門店 きっかわ

また、学会の合間を縫って村上市へ。城下町独特の町家が残る、風情のある町並みがとても素敵なところでした。その中でも、かねてから気になっていた引き鮭作りをしている工房を訪ねてみました。そこで作られた多くの鮭の珍味を戴きました。因に土鍋で炊いた魚沼産コシヒカリは絶品で、香ばしく焼いた塩鮭の切り身をのせて食べると･･･日本に生まれてこその口福を堪能しました。

新潟市内では麹カフェでノンアルコールの甘酒や名物のへぎ蕎麦を戴いたりと、食の宝庫、新潟を満喫して２日間の行程を終えました。院長は今回の学会で1.5kg体重が増加したそうです！

女将さんと記念撮影

今回の旅でリフレッシュし、気持ちも新たに、学会で学んだことを患者さんのために役立てていきたいと思います。

（記：視能訓練士 植木）