視野が欠ける際の原因や想定される病気の可能性と対処法 | 明石の田村眼科|日帰り白内障・硝子体・涙道再建・緑内障・眼瞼下垂手術

視野が欠ける際の原因や想定される病気の可能性と対処法

医療法人瞳潤会 田村眼科
明石イメージ

視野が欠ける際の原因や想定される病気の可能性と対処法

私たちの日常生活では、情報の入口として目をたくさん使っていますが、気づかぬうちに病気を発症・進行しているケースも多くあります。

 

そこで本記事では、目の違和感の一例として、視野が欠ける際の症状や疑わしい病気・治療法などを解説します。

目の調子が良くない方や視力が落ちたと感じる方は、ぜひ確認してください。

視野が欠ける際の症状

人間の視野は上下左右とも180度近くある一方、物を見ている範囲は中心部に限られます。

そのため視野が欠ける症状は、中心部まで症状が進行するまで、自分で気がつきにくい場合が多いです。

自覚症状が出た時にはかなり進行していたというケースもあります。

 

また、視野が欠けるという症状は、視覚の一部が黒くなったり、全く見えなくなったりするとは限りません。

一般的に、視野の一部がモザイクがかかったようにぼやけたり、視覚情報が入ってきづらくなります。

 

人間は両目で見た像を一つに融合して物を見ており、動きが悪い方の目を良い方の目が補ってしまうため、日常生活での異常を発見しにくい事が多いのです。

そのため、日頃から目の見え方を片目ずつチェックすることが重要です。

また、視界に違和感がある場合は、どちらの目のどの辺りが見にくいのかを具体的に確認しましょう。

原因と疑われる病気

視野が欠ける際には、どのような病気が考えられるでしょうか。

ここでは、原因と疑われる病気の症状や特徴について見ていきましょう。

緑内障

目の奥の視神経に異常が生じ、視野が狭まったり、視力が低下したりする疾患です。

眼球内は常に一定の量の房水で満たされています。しかし、房水の生産量が増えたり排出機能が正常に作用しなかったりすると、眼圧が高まり視神経を傷つけてしまいます。

また、眼圧に対する抵抗力が弱く、正常範囲の眼圧であっても発症する「正常眼圧緑内障」は、日本人に多く見られる病気です。

 

緑内障では、視野の狭窄や一部欠損・視力低下や目のかすみ・痛みなどの症状が現れます。

開放隅角型の緑内障の場合、初期段階では肩こりや目の疲れが現れ、眼圧の上昇により次第に視力が低下していきます。

そのため、症状に気づかないうちに進行しやすいです。

一方、急性的な閉塞隅角型の緑内障の場合、眼圧が急激に上昇することによって、目のかすみや激痛・充血・頭痛・嘔吐などの急性発作を生じます。

早急な処置をしないと、失明に繋がるリスクが高まり、危険な病気です。

 

緑内障の治療では、患者個人の眼圧や進行状態に合わせた点眼薬を用いて、眼圧を下げます。

また、必要に応じてレーザー治療や手術を行い、房水の排出経路を確保します。

 

緑内障の明確な原因は解明されていません。

ただし、危険因子として高血圧や糖尿病・遺伝・外傷・近視などが挙げられます。

目を休ませながら健康的な生活を送ることで、予防したり早期発見に努めたりすることが大事です。

緑内障に関しての症状や治療方法については、こちらの「緑内障の症状と治療方法」のページをご覧ください。

網膜裂孔・網膜剥離

眼底にある薄い膜状の組織で、目の中に入った光を映し出す部位を網膜と呼びます。

網膜裂孔・網膜剥離とは、網膜に穴が開いたり、眼底から網膜が剥がれたりする疾患です。

 

加齢によりゼリー状から液化した水晶体が網膜と分離する際(後部硝子体剥離)、網膜が引っ張られることで裂孔し、液化した水晶体が漏出して剥離が起こります。

他にも、スポーツや事故で強い衝撃を受けた場合や、目の周りに重度なアトピー性皮膚炎を患いながら強く擦った場合に発症しやすいです。

 

初期段階では、飛蚊症や光視症などの症状が現れます。

網膜剥離では硝子体内で出血を起こし、視野の欠損やかすみ・視力低下、最悪の場合には失明に至るケースもあります。

 

網膜裂孔・網膜剥離の治療では、レーザー光凝固術や硝子体手術が行われます。

網膜剥離の詳細についてはこちらの「網膜剥離の特徴的な症状や疑われる原因と治療法」の記事をご覧ください。

また、硝子体手術の詳細についてはこちらの「硝子体手術の内容と注意点」のページをご覧ください。

網膜色素変性症

網膜の細胞に異常をきたし、視覚障害を引き起こす疾患です

暗いところで見えにくくなる夜盲症で気づく場合が多く、進行すると周辺から視野が欠け、色覚の異常や羞明を伴います。

遺伝傾向が見られる一方、治療法が確立されておらず、現時点では対症療法が中心です。

厚生労働省が難病に指定しており、世界的に研究が進められています。

網膜静脈閉塞症 

網膜の血管に血液を送る静脈が詰まり、閉塞する疾患です。

血流が滞ることで酸素や栄養素が届かず、視力障害を引き起こします。

網膜中心静脈が閉塞すると、視野全体が暗くなり、急激に視力が低下します。

また、枝分かれした細い静脈が閉塞すると、飛蚊症や視野の欠損が発生します。

 

加齢とともに発症しやすく、主な原因は動脈硬化や高血圧です。

閉塞した血管の再開通のために薬剤治療が進められ、症状に合わせてレーザー光凝固術や硝子体手術が行われます。

網膜動脈閉塞症

網膜の血管に血液を送る動脈が詰まり、閉塞する疾患です。

血流が途絶えることで網膜細胞が死んでしまい、視覚が失われます。

網膜静脈閉塞症と同じく、中心部の動脈と枝分かれした動脈で症状が異なり、両者の発症比率は半々です。

また、主な原因は動脈硬化です。

 

網膜静脈閉塞症では血液自体は細胞に届くため、網膜細胞がすぐに壊死する可能性は低い一方、網膜動脈閉塞症の場合は網膜細胞が壊死するリスクが高いです。

血流が滞ると数時間で細胞機能が失われます。

そのため、眼球マッサージや点滴注射など、早期の治療が欠かせません。

対処法・治療法

今や40歳以上の20人に1人が緑内障を患うと言われています。

視界が欠けたり、見づらいなと感じたりした場合は、まず視界の欠け方を確認し、緑内障のセルフチェックをしましょう。

また、目をゆっくり休ませて様子を見ても症状が治らない場合は、すぐに眼科で診察を受けてください。

視界が欠けたらすぐに症状をチェック

このページでは視野が欠ける際の症状や疑わしい疾患、対処法などを紹介しました。

視野が欠ける症状がある場合、失明の恐れがある重篤な病気と関係している可能性があります。

少しでも違和感を覚えたら、すぐに眼科を受診しましょう。

 

当院では、高度な専門性を有する医療スタッフによる医療の提供を通じて、白内障を主体としつつ数多くの目の病気への治療に対応しております。

特に白内障の日帰り手術に注力しており、多焦点眼内レンズも豊富に取り扱っております。その他硝子体、眼瞼下垂、涙道、緑内障等の治療についても日帰り手術が可能です。

また、明石市のみならず近隣地域(神戸市西区、神戸市垂水区、淡路市等)にお住まいの患者さんからも多くの治療のお問い合わせをいただいております。

目の病気にお悩みの方や、治療をご検討中の方はぜひ一度兵庫県明石市の田村眼科までご来院ください。