光干渉断層計 3次元眼底像撮影装置（SS-OCT）の導入から約1年半。まだまだ可能性を秘めた当機器について、より深く習熟するべく勉強会を開催しました。

　まずはおさらいとブラッシュアップを行ってから、日々の診療の中で検査員が疑問に感じていた事について、質疑応答で解決していきました。セグメンテーションエラーや画像の乱れの回避方法、屈折異常によるエラーについて等、ドクターや特に視能訓練士から多くの質問が出ましたが、非常に詳しいメーカー担当講師の方から明確な回答が得られ、有意義な時間となりました。また、その後のハンズオンでは、オートでうまく撮影出来ないケースのマニュアル撮影方法などについて、より実践的に学ぶ事が出来ました。

　新しい機器を導入しても、多くの知識と深い理解がなければその性能を十分に活かし切れません。患者さんの病態を正確に捉えてドクターの治療判断に繋げ、田村眼科の診療の質を更に高めていきたいと思います。

（記：事務長 寺下）